2009年06月11日

鉄川与助と上五島の教会建築

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上五島といえば教会めぐり!

とは聞いていたものの、信仰心薄い私的には正直あまり興味がなくて、
それより、五島うどん!で頭がいっぱいだったんだけど、
最初に連れて行ってもらった「大曽教会」で、いきなりビビるはめに!


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漆喰の壁に、木製の柱。
美しすぎる!!

アーチの部分なんか、どうやって木をしならせたんだろうか?


しかもよく見ると、
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手彫り!!


上五島、地元出身の鉄川与助という人の設計。柱の手彫りは父だとか。

レンガも2色使いで、100年持つようとことん精密にレンガを乗せたらしい。技が細かい!


そして何より、お手入れが行き届いているのがよく分かる。
机もすべてピカピカ。木の状態も素晴らしい。


同じく、鉄川与助設計の頭ヶ島教会へ。
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日本全国でも、石造りの教会は珍しく
世界遺産暫定リストに登録されているらしい。

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いかつい外見とは裏腹に、内側はこれまた素朴でキュート。
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頭ヶ島教会 有川地区 新上五島町友住郷頭ヶ島638
天井は二重の持送りによって折りあげられたハンマービーム架構。特異な外観と合わせ、わが国の教会堂建築史上例のない構造といわれています。明治43年(1910)に着工され、完成までに10年ともいわれる歳月を要したが、その間には島の信者による資金集めや労働奉仕など献身的な努力があったと伝えられています。


上五島の象徴でもある白椿があちこちに散りばめられていて。
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愛だわ、愛!

アメリカやフランスの有名な大聖堂に行った事あるけど
なんか、ここまで手作り感あふれてて、思い入れが詰まってて
地元の人の想いを感じる場所はなかった。
強い信仰心と、地元を愛する気持ちがギュッと。

ちょっと心が震える想いがした。



さらに、頭ヶ島教会の目の前には、
五島の海を眺めるカトリック墓地が。
Kami Goto in Kyushu
うつくしかー。。。


ちなみに今回は国民宿舎に宿泊したのだけど、
部屋のドアなんかはさすがに防火仕様の金属扉だったものの
壁や棚の建具はほとんど、木製のお手製品だった。
ほっこりするわ〜。

部屋に冷蔵庫なんかついてないからね!w
でも、充分。simple is best!!


丁寧に、自然の物を使って建物を造る。
こんな基本の事が最近では贅沢になってるのが残念。。
posted by tundra | Comment(0) | TrackBack(0) | 九州ネタ
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