これを喰らいに。

初めて訪れた上海は、想像以上。
アニメに登場する未来都市をほんとに実現しちゃった!みたいな「やっちゃった感」はラスベガスを超える勢いでした。
土地を国が管理しているだけあって、開発の具合が極端。
何もないところには、全く何もない土地が地平線まで続くのに、川を挟んだ向こうは開発が恐ろしいスピードで進んでいるらしく建設中の高層ビルがにょきにょき立ち並び、その上には真っ赤なクレーンが大集合。世界の20%のクレーンが今上海に集合しているというトリビアを聞き、納得。
まずそもそもね、上海に着いて初めて気がついたのですが、
上海はまさに旧暦の大晦日&正月でした!ガハハ
どーりで人が多いし、なんだか騒々しいなぁと思ってたんですよねぇ。

そして、こちらにあるように、
12年ぶりの爆竹で春節祝う中国
2006.01.29
Web posted at: 18:30 JST
- CNN/REUTERS
上海でも爆竹の音が窓を揺るがすなか、たちこめる煙と街頭の赤い飾りつけで、すぐ隣の建物もかすむ状態となった。
もうね、辺りは戦場か?ってくらい爆竹&花火が上がってましたよ。大爆音。思わず座布団を防空頭巾モードに裏返すところでした。

爆竹だけじゃなくて、個人が勝手に家の前の車道にドラム缶出して、そこから打ち上げ花火を打ち上げるんです。打ち上げ花火っつーても、古賀町の花火大会の花火くらいあるデカさの奴です。せき止められてクラクションを鳴らしまくる車なんか気にしません。
年越しの瞬間なんて、まさに空襲。あちこちから花火が上がって、もうどこを見ていいかまったくわからず。私達が飲んでたバーも隣のテーブルからいきなりどでかい花火を打ち上げ、火の粉降る中ワインを嗜むという、スリリングな年越しを迎えることができました。

容赦ない街、上海。
やるときゃやるんです。
安全性?んなもん二の次のイケイケドンドンですわ。
半端ないエネルギーを感じます。
数年前ある雑誌で見かけた「渋谷ヤマンバ特集」で、一際強そうなボス格ヤマンバギャルが子分ヤマンバ達の組む騎馬にまたがり
「負ける気がしねぇーーーーーーっ!」
とシャウトしていた写真から感じたエネルギーに匹敵します。
確かに、勝てる気がしねぇ。